「rooms 30」というイベントが国立代々木競技場第一体育館で開催されている。

「rooms」とは、独自に発信するクリエイターの世界観を「部屋=room」と捉え、その集合体である合同展示会の名称。各部屋(ブース)に、バイヤーやジャーナリストが出入りして新しい出会いが生まれたり、ビジネスの商談がなされている。主催はアッシュ・ペー・フランス株式会社で、参加ブランドは約500。

今回「Made in.(メイドインドット)」というコンセプトブースで、アートや伝統、匠の技等も広く世界に発信していきたいとの事で、写真家の小林伸幸さんの作品も「Made in. featuring Kobayashi Works」として展示されている。作品は重要無形文化財である「細川紙」にプリントしたものを展示。

日本のフォトビジネスの中で、「写真(オリジナルプリント)を販売する」というマーケットが伸び悩む中、従来のセオリーとは違う展開が生まれる可能性がある。小林さん曰く「すでに写真を使ったビジネスのご相談を何件も頂いている」とのこと。

開催は2月19日まで。一般の方の入場は不可。

プレス申請サイト
サイトにアクセス後、申し込み用紙をダウンロードの上、必要事項と共に名刺持参にて、直接会場入口のプレス受付に申請すれば入場可能。
(註:あくまでも「メディア(取材)」という名目が必要なので、入場目的を伝える必要があります)
http://roomsroom.com/jp/visitor/rooms.html

小林伸幸サイト
http://zenne-inc.com/

会場風景


会場である国立代々木競技場第一体育館のエントランス。


場内には、各専門ブースが並び、回廊のように歩いて見回る。


写真家の小林伸幸さん。


和紙の「細川紙」にプリントした小林さんの作品。


一般の方はあまり見る機会のない「8×10カメラ」も展示。


細川紙そのものも展示されていて和紙の感触を確かめられる。

イベント情報

rooms 30
http://roomsroom.com/

会場名
rooms 30
国立代々木競技場第一体育館
住所
東京都渋谷区神南2-1-1
オープン時間
10:00~18:00
アクセス
JR原宿駅 徒歩5分
東京メトロ 千代田線 明治神宮前〈原宿〉 徒歩5分