広川泰士さんの写真展『STILL CRAZY nuclear power plants as seen in japanese landscapes』が7月26日より開催される。
広川さんは日本各地の原子力発電所（当時53基）とその周辺を撮影し、1994年に同名の写真集を発表。今回、その中から一部を展示する。
福島原発の事故が起こるまで、多くの国民が原発に無関心であり、また原子力発電によるエネルギーの恩恵を当たり前のように享受してきた。
安全神話が崩壊した今、原子力発電所近くの砂浜で海水浴を楽しんでいる人達が写るこの写真が、とんでもなく恐ろしい光景に思えてくる。

展覧会に関連したトークショーも予定されている。
7月30日(土)19:00開場／19:30開演　ゲスト：佐伯剛（雑誌「風の旅人」編集長）
8月5日(金)19:00開場／19:30開演　ゲスト：村越としや（写真家）、本橋成一（写真家・映画監督）
料金：予約2,000円／当日2,500円（ワンドリンク付）