未来の光を考える「Nightscape 2050」より。
May 22, 2016
5月14日より、月島「TEMPORARY CONTEMPORARY」にて、「Nightscape 2050 未来の街-光-人」という展覧会が開催されている。これは、2050年の人と光と街のあり方を探るための展覧会。
主催はLPA(Lighting Planners Associates)で、様々な企業が協賛し、ベルリン→シンガポール→香港→日本と巡回している。
会場入り口。
大型モニタ、デジタルサイネージ、LED照明の発達と制御技術により、映像、光のあり方が大きく変化してきている現在から、「2050年の光環境」への問いかけとなっている。
カテゴリーは「自然に学ぶ」「マスターに学ぶ」「LPAプロポーザル」「世界の夜景に学ぶ」「子どもたちに学ぶ」「Who is LPA?」。
「光は観光」「光は光害」〜「災害時のライトインフォメーション」「照明機材がなく壁やテーブルが発光する家」等、様々なカテゴリーで「光」について考察しているのが興味深い。
無料イベントで規模も大きくないため、コンテンツの量はさほど多くはない。ただ壁3面と、時には床まで全面をプロジェクションする「Lighting Pavillion」は見応えがある。ここでは「自然に学ぶ」「世界の夜景に学ぶ」「2050年夜景のための20の提案」の3つのカテゴリーで映像が見られる。
9~13歳を中心としたワークショップを定期的に開催。光の未来模型も展示されている。
希望者には無料配布される96ページの小冊子。
「Nightscape 2050 未来の街-光-人」展
会期:2016年5月14日〜6月10日
会場:TEMPORARY CONTEMPORARY
http://www.lighting.co.jp/japanese/index.html
https://www.facebook.com/lpa.exhibition
EDITOR PROFILE
Web Magazine「SHOOTING」編集長。株式会社ツナガリ代表。もと月刊「COMMERCIAL PHOTO」編集長。 Editor、Producer、Photo Director。 フォトグラファー、ヘアメイクのマネージメントもしています。
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