慌ただしい日常から離れ彼方のビル群にカメラを向けて、
天候の変化や季節の移り変わりを感じながら、時を過ごす。

昨年から、三番瀬に定期的に通っている。移動により見える光も有れば、とどまることにより見える光もある。
東京湾に残された数少ない干潟。夕方になるとどこからともなく人がポチポチと集まってくる場所。


まだ寒さ厳しきおり、ふわっと辺りが明るくなる曇りの日を体験した時、春の季節の到来を知らせる光だったに違いないと、
春一番が吹いた今日この頃、あの時の光を思い出して確信した。
いくつかの春を迎えてからとは思うが、いずれ三番瀬で撮った写真は纏めたい。