冷え込みさえ感じる今日此の頃、眩しかった太陽の光が懐かしい。
太陽と雲の出会いで手元に届く光のメッセージは刻々と変化していく。

海べりで出会った夏の光の中に今の季節の気配感じながら、海の香りを少し色の抜けたプリントの中にふと懐かしく思い出した。
今回の「1:1」は、「光が色を退色させ、記憶の香りを思い出させてくれる」そんな光を集めてみた。

 

フッと回ったような。色彩を退けてしまうそんな光にあう事がある。

 

正面からでなく斜めから、遮られた其の向こうから、何かを魅せてくることも。

 

サワサワと色を奪いながら懐かしさを誘う光景を魅せてくれる事もある。


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