ライカカメラ社はミドルフォーマットの「ライカS システム」に、エントリーモデル「ライカ S-E」を発表した。
「ライカS-E」では「S システム」で利用できる各種レンズや専門的な機器・アクセサリー類のほとんど全てを利用できる。

30×45mmという大型の「ライカ プロフォーマット」撮像素子と、隅々に至るまで均等な明るさを確保するマイクロレンズテクノロジー、全ての「S レンズ」同様、ほこりや雨などの影響を防ぐ密封構造等、「S システム」の品質特性を全て備える。

また「ライカS システム」独自のデュアルシャッターコンセプトにより、最高1/4000秒の高速フォーカルプレーンシャッターや、最高1/1000秒までのシャッター速度にフラッシュ同調できるCSレンズのセントラルシャッターのいずれかを選択することができる。

●主な仕様
撮像素子:30×45mm(ライカプロフォーマット)マイクロレンズシフトテクノロジー/低ノイズCCDセンサー
アスペクト比:2:3
記録画素数:3750万画素
ダイナミックレンジ:12EV
色深度:16ビット
連続撮影:約1.5コマ/秒
ファインダー視野率:約98%
モニター:3.0型TFT(921,600画素)
大きさ:160×80×120mm(幅×高さ×奥行き)
重さ:約1260g(バッテリーを含む本体質量)
発売:2014年10月(予定)
価格:未定