ニコンイメージングジャパンは、ニコンFXフォーマットデジタル一眼レフカメラ対応の標準ズームレンズ「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」を発売する。

「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」は、焦点距離24-70mm、開放F値2.8、約2.9倍の標準ズームレンズ。「NIKKOR」レンズ初となるED非球面レンズを採用。

ED非球面レンズとは、色にじみを効果的に低減するED(特殊低分散)ガラスを使用し、片面または両面に球面ではない曲面を持たせたレンズ。EDガラスを使用することで色収差を、非球面とすることで球面収差やディストーション(歪曲収差)、コマ収差によるコマフレアを除去するなど、各種収差を良好に補正し優れた描写性能を実現する。

EDガラスと非球面レンズの収差補正効果がED非球面レンズ1枚で得られるため、レンズの小型化にも貢献する。
従来製品「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED」(2007年発売)に比べ、より自然でやわらかいボケ味が楽しめるほか、手ブレ補正効果4.0段のVR機構を新たに搭載している。

●主な仕様
焦点距離:24-70mm
最大絞り:f2.8
レンズ構成:16群20枚(EDレンズ2枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ3枚、高屈折率レンズ1枚、ナノクリスタルコートあり、フッ素コートあり)
画角:84-34°20′(DXフォーマット時:61-22°50′)
大きさ:約88.0mm(最大径)×154.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)
重さ:約1,070g

希望小売価格:287,500円(税別)
発売:2015年10月発売予定