ライカカメラ社は、新しいフラッシュユニット「ライカ SF60」およびリモートコントロールユニット「ライカ SF C1」を発売する。

本製品はライカ Sシステム、ライカ SLシステム、ライカ Mシステムと組み合わせての使用に最適なフラッシュシステムで、ライカ Qやライカ CLにも対応する。また「ライカ SF C1」は「ライカSF60」をオフカメラフラッシュとして使用するためのコマンダーで、フラッシュ光を活用したクリエイティブな表現の可能性を広げる。

発光部は水平方向と垂直方向に回転させることが可能。さらにズーム機能、マスター機能、スレーブ機能も搭載。内蔵のワイドパネルや付属のキャッチライトパネルを使ってフラッシュ撮影を行うことも可能。

LEDビデオライトとして使用することも可能で、薄暗いシーンでふと動画を撮影したくなったときなどに役立つ。光量は9段階で調整可能。設定や操作はすべて、2つのダイヤルとカラー液晶パネルを使って快適に行える。電源は単3形電池4本。電池以外にも、他社製の外部電源を使用し、長時間の撮影や短い間隔での繰り返しの撮影にも対応できる。


「ライカSF C1」はカメラのホットシューに取り付けることで、2.4GHz帯の電波による通信で「ライカ SF60」をワイヤレス制御できる。

最大3グループのフラッシュユニットを、グループごとや単体で、さらには同一の設定や異なる設定で、ワイヤレス制御してフラッシュ撮影する。ワイヤレスフラッシュ撮影でも、カメラに装着した場合と同様に、各フラッシュユニットですべての機能を使用できる。カラー液晶パネルを搭載しており、各フラッシュユニットの設定内容の確認や変更が可能。表示のレイアウトはわかりやすく、設定内容の確認や変更が簡単に行える。

電源は単4形電池2本で、約3,000回の発信が可能。また、microSDメモリーカードスロットを装備しており、随時ファームウェアを最新版にバージョンアップできるので、将来的に最新の機能を追加することができる。

「ライカ SF 60」
重さ:は300g
高さ:98mm
ガイドナンバー:60(ISO 100)
発光モード:TTL調光モード、最高1/8000秒の高速シャッタースピードでのフラッシュ撮影を可能にするハイスピードシンクロモード
発売:2018年7月(予定)
価格;未定