キヤノンは、EOSシリーズ用の交換レンズとして、世界最広角となる11mmからの焦点距離をカバーする超広角ズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」を2015年2月下旬より発売する。

■世界最広角を実現する超広角ズームレンズ
「EF11-24mm F4L USM」は、非球面レンズとして世界最大口径の外径φ87mmの研削非球面レンズを含む4枚の非球面レンズを採用することにより、世界最広角となる11mmの焦点距離を実現。

水平方向画角117°対角線方向画角126°をカバーし、人間の視界のほとんどをワンショットで収めることができる。

■キヤノン独自の光学技術で実現する超広角と高画質
・11群16枚のレンズからなる光学系で、大口径研削非球面レンズを含む4枚の非球面レンズを採用。
・世界最広角の焦点距離や画面周辺部の高画質に加え、広角端撮影時における歪曲の抑制を達成。
・大口径研削非球面レンズの採用により、超広角レンズにおいて大型化しやすい最前面レンズの口径をφ87mm に抑え、大型化を抑制。
・フレアやゴーストを大幅に抑制するキヤノン独自開発の特殊コーティング「SWC(Subwavelength Structure Coating)」をEF レンズシリーズで初めて2つの面に採用。
・垂直に近い角度の入射光に対してSWCと同等の大幅な反射防止効果を発揮するキヤノン独自開発の特殊コーティング「ASC(Air Sphere Coating)」を採用。

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●主な仕様
レンズ構成:11群16枚
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:22
最短撮影距離:0.28m(24mm時)~0.32m(11mm時)
最大撮影倍率:0.16倍(24mm時)
特殊光学素子:スーパーUDレンズ×1、UDレンズ×1、非球面レンズ×4
フィルター径:後部挟み込み
最大径:108mm
全長:132mm
質量:約1,180g
希望小売価格:450,000円(税別)