シグマは、バイワイヤ方式により実現した最適なフォーカススピードとピント操作が可能な「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO」を発売する。

標準域のマクロレンズは、おもにAFの高速化を目的としたインナーフォーカス方式を採用した光学設計が一般的だが、SIGMA 70mm F2.8 DG MACROは、Artラインのコンセプトである「画質本位」を最優先に、繰り出し方式のフォーカスを採用。高画質達成を第一義として設計。標準~中望遠域のマクロレンズとしては圧倒的な解像感とヌケの良さを実現した。

また、コアレスDCモーターの採用とアルゴリズムの最適化により、重量のある高性能レンズのAF作動のスムーズ化を実現させた。

●主な特徴
フォーカスリングとフォーカス駆動部の機械的連結をなくしたバイワイヤ方式を採用。新開発のコアレスDCモーターを搭載し、最新のアルゴリズムで制御することで、駆動音の低減を図り、最適なフォーカススピードを実現した。

AF撮影時にフォーカスリングを回すだけでピントの微調整ができるフルタイムマニュアルも可能。フォーカスの回転角も大きく、マクロ撮影で必須の繊細なピント操作が行える。

●主な仕様(数値はシグマ用)
レンズ構成:10群13枚
画角(35mm):34.3°
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:F22
最短撮影距離:25.8cm
最大撮影倍率:1:1
フィルターサイズ:49mm
最大径×長さ:φ70.8mm×105.8mm
重さ:515g
発売日・価格:未定