ライカカメラジャパンは、「ライカMシステム」の新製品「ライカ M10-D」を発売する。

「ライカ M10-D」は、アナログならではの体験をデジタル撮影の世界でも感じられるカメラ。液晶モニターの代わりに、露出補正用の機械式ダイヤルと安定性を向上させるために一体化した収納式サムレストを採用し、M型フィルムカメラに近い操作感で撮影することができる。

「ライカ M10-D」はフレーミング、絞り値、シャッタースピード、ISO感度などの撮影に最も重要なパラメーターに集中できるため、被写体の本質をとらえる事ができる。さらにライカの新アプリ「Leica FOTOS」にも対応しているため、デジタルカメラならではのさまざまな機能も活用可能。

「ライカ M10-D」の設定はすべて機械的な操作系で行う。カメラ背面には液晶モニターの代わりに、M型フィルムカメラでおなじみのフィルム感度ダイヤルを想起させる露出補正用の機械式ダイヤルを装備。M型フィルムカメラのフィルム巻き上げ/シャッターチャージレバーを想起させるこのサムレストにより、特に片手で撮影する際にカメラを操作しやすくなっている。

●主な仕様/ライカ M10-D
レンズマウント:ライカM バヨネットマウント方式
使用レンズ:ライカMレンズ
ファインダー形式:大型ブライトフレームファインダー/レンジファインダー、パララックス自動補正機能付き
画像処理エンジン:LEICA MAESTRO(ライカ・マエストロ)II
撮像素子:CMOSイメージセンサー、約24x36mm、2400万画素
ISO感度:ISO100~50000相当
記録媒体:SDメモリーカード(2GBまで)、SDHCメモリーカード(32GBまで)、SDXCメモリーカード(2TBまで)
大きさ:約139×80×37.9mm(幅×高さ×奥行)
重さ:約660g(バッテリー含む)
発売日:2018年11月予定


   ライカM10-D背面