キヤノンは、インクジェットプリンタ「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新製品として、A3ノビ対応モデル「PIXUS PRO-10S/PRO-100S」の2 機種を2015年2月中旬より発売する。

新製品は、優れた色再現など豊かな表現力を備えた、プロやハイアマチュア向けのA3ノビ対応インクジェットプリンタ。「PIXUS PRO-10」「PIXUS PRO-100」(いずれも2012年11月発売)の後継機種で、高画質なプリント性能はそのままに、プラグインソフトウエア「Print Studio Pro」の機能強化や、iPad 用の新アプリ「Pro Gallery Print」の提供により、プリンタの使いやすさを向上させた。

■顔料/染料インクによる撮影意図に応える高画質プリント
「PIXUS PRO-10S」は10色インク(9色顔料インクとクロマオプティマイザー)を搭載し、上位機種「PIXUS PRO-1」に匹敵する色域を実現。顔料インクによる高い色安定性に加えて、3色の黒系インクにより暗部の濃淡の微妙な違いを表現し、階調豊かにプリントする。
「PIXUS PRO-100S」は8色染料インクの高い発色性と光沢性により、鮮やかで美しい写真プリントを可能にする。

■ 「Print Studio Pro」と「Digital Photo Professional」との連携を強化
高画質プリントをスムーズに仕上げることができるプラグインソフトウエア「Print Studio Pro」と、RAW 画像編集ソフトウエア「Digital Photo Professional」の連携をさらに強化。モニタ上で出力後の色味を確認できる「ソフトプルーフ」機能や、ピクチャースタイルごとにパターン印刷ができる機能を新たに搭載し、撮影画像の現像・編集作業の効率化を実現する。

■キヤノンオンラインショップ販売予定価格(税別)
PIXUS PRO-10S 64,800円
PIXUS PRO-100S 64,800円
 

PIXUS PRO-10S(トップの写真はPIXUS PRO-100S)
 


RAW画像編集ソフトウエア「Digital Photo Professional」上で、プリンターのICC プロファイル情報を反映できる「ソフトプルーフ」機能により、プリンターの出力色をモニタでシミュレーション表示することが可能。試し印刷の手間を省略でき、短時間で効率的な現像・編集作業を実現。