高崎勉写真展「30年の旅の軌跡～Tracks of Travel for 30 years～」が、ミュゼふくおかカメラ館で開催される。

スチルライフ、商品撮影で活動している高崎さんが、30周年を機に出身地の富山で展覧会を開催する。本展示では2014年に開校した写真講座「Takasaki Seminar in TOYAMA」受講生の秀作展も併設される。

トークイベント「ライフワークとしての写真の楽しみ方」
日時：2月25日 14:00～
場所：カメラ館多目的ホール

小講演＆作品講評会「作品制作のテーマと目標について」
日時：3月4日 14:00～
場所：カメラ館多目的ホール
講師：高崎勉・柴田誠（「日本の写真文化を海外へプロジェクト」代表）

ステートメント
この写真展はいわゆる「旅行」の記録ではありません。
富山の言葉で、地元を離れて他県で暮らすことを
「旅に出る」と言います。
僕が東京を拠点に活動して30年が経ちましたが、
スタジオでの広告の仕事も、アトリエで撮る草花も、
そしてビルの隙間から見上げる空も、
その全てが「旅先」での一コマなのです。
その作品たちが放つ色彩は、僕が多感な時期を過ごした
富山の風景、光、そして出会った人々がベースに
なっていることは疑いようがありません。
僕の旅はまだまだ続きますが、これまでの一区切りとして
故郷での写真展を開催する機会に恵まれました。
たくさんの方にご覧いただけると幸いです。

高崎 勉
1967年富山市生まれ。広告撮影と並行しアーティストとしても作品制作にも意欲的に活動を続ける。2011年初の個展となる「Breath.」展以降、国内外で定期的に作品を発表。受賞歴多数。近年は教育活動にも尽力し、2014年から写真講座「Takasaki Seminar in TOYAMA」定期開催している。