竹内スグル写真展「日常ニ非ズ」が、Arflex tokyoで開催される。映像作家でありフォトグラファーの竹内さんは、東日本大震災以降、放射線量を測りながら7年間、毎日東京を撮影した。

福島第一原子力発電所の事故以来、日常の中で「放射線」という見えない存在を、日本中の人々が意識するようになった。それを知る術はガイガーカウンターのみ。

竹内さんは雨の日もインフルエンザの日も、7年間放射線を図りながら撮影を続けて、Facebookに写真をアップ。本展では、撮影した写真約50,000枚の中から217点を展示する。

4月26日の20:00からは、注目の映像作家・山田智和氏とのトークショーも行う。

ステートメント
あの日から7年、そこには、累々と横たわりながら重なる日々がある。
あの場所から277km離れた街、TOKYO。
そこには、日常のふりをした非日常が、日々、繰り返されていた。
見落とされてきた風たち、
忘れ去られた光たち、
顧みられなかった情たち。
風もある、光もある、情もある、景の記録。

竹内スグル
ディレクター&フォトグラファー
ビクターエンタテインメント、スピードスターレコーズを経てフリー。
カンヌ、Adfest、ADC、ACC、NY fes等受賞多数。
http://glassloft.jp/glassloft/category/suguru-takeuchi
 

展示会風景


 

展示会情報

Arflex tokyo
http://www.arflex.co.jp/official/tokyo/

ギャラリー名
Arflex tokyo
住所
東京都渋谷区広尾1-1-40
恵比寿プライムスクェア 1F
開館時間
11:00~19:00
水曜休
アクセス
JR ・メトロ 恵比寿駅 徒歩7分