鋤田正義とグイード・ハラリによる20世紀ロックの伝説的ミュージシャンたちのポートレート写真展「ROCK ICONS(ロック・アイコンズ) / SUKITA X HARARI」が、ブリッツ・ギャラリーで開催される。

紹介文
鋤田は日本、英国、米国、ハラリは欧州と活躍の地域は違うものの、70年代から90年代までの20世紀ロック黄金期のミュージシャンを撮影し続けてきました。多くの作品は、ミュージシャンとの信頼関係の中から生まれたコラボレーション作品。それらは単なるスナップではなく、アート作品としての評価されているポートレート写真です。二人は、撮影スタイルは違うものの、お互いの仕事をリスペクトする友人同士でもあります。ハラリはイタリアに写真ギャラリーを運営しており、鋤田正義の写真展も開催しています。ハラリは自作を、ロックの熱心なファンが多い日本で紹介されることを強く希望し、この度のブリッツでの二人展開催が実現しました。

本展で紹介されるミュージシャンは、鋤田が、デヴィッド・ボウイ、マーク・ボラン、デヴィッド・シルヴィアン、イギー・ポップ、YMO (イエロー・マジック・オーケストラ)、忌野清志郎、シーナ & ロケッツ、SUGIZO(スギゾー)など、ハラリが、ピーター・ガブリエル、ボブ・ディラン、トム・ウェイツ、ルー・リード、ローリー・アンダーソン、ボブ・マーレィ、エリック・クラプトン、パティー・スミス、ケイト・ブッシュ、イギー・ポップ、坂本龍一、ジョニー・ミッチェルなど。今は亡き、ボウイなどのミュージシャンの貴重な作品も多数含まれます。

本展では、モノクロ・カラーによる様々なサイズの作品約40点を展示する予定です。鋤田の作品には一部未発表作が含まれます。なお本展ではブリッツギャラリーは19:00まで営業、日曜日もオープンする(月火水休廊)。
 

展示会風景


David Bowie "Speak No Evil" Tokyo, 1977 ⓒ Masayoshi Sukita * "See No Evil, Hear No Evil, and Speak No Evil"(見ざる聞かざる言わざる)の3点セットから


Kiyoshiro Imawano "In Memphis" Memphis, 1992 ⓒ Masayoshi Sukita


"Joni Mitchel, Los Angeles, 1991" ⓒ Guido Harari


"Kate Bush, London, 1989" ⓒ Guido Harari
 

展示会情報

ブリッツ・ギャラリー
http://www.blitz-gallery.com/

ギャラリー名
ブリッツ・ギャラリー
住所
東京都目黒区下目黒6-20-29
開館時間
13:00~19:00(月〜水休廊)
アクセス
JR目黒駅からバス、目黒消防署下車徒歩3分 / 東急東横線学芸大学下車徒歩15分