荻田如月子写真展「あのときの部屋は」が、ルーニィ・247フォトグラフィーで開催される。

老いていく巨大団地とその住民。
高度経済成長期に、東京都武蔵村山市に建てられた建物とそこに住む人の生活の記録。

紹介文
東京都武蔵村山市に巨大な団地ができたのは50年前。
当時はどの家にも若い夫婦とその子供たちがいた。
幸せの象徴のような場所だった。
現在、住人は建物と共に老いた。
静寂に耳を澄ますと、どこからか線香の匂いが漂ってくる。
そんな場所になった。
そして、建て替えの真最中である。
丁寧に折られた折り紙の金魚、誰も乗らなくなったブランコ、置き去りの車椅子、
色褪せたアルバム...。
ここに住む人の生活を6年かけて断片的に切り取っていく。
その中で自分の思い出と重ね合わせた。

展示会風景


 

展示会情報

ルーニィ・247フォトグラフィー
http://www.roonee.jp/

ギャラリー名
ルーニィ・247フォトグラフィー
住所
東京都中央区日本橋小伝馬町17-9
さとうビルB館4F
開館時間
12:00-19:00  最終日16:00閉館 / 月曜日休館
アクセス
JR 総武線 馬喰町駅 徒歩3分
都営地下鉄新宿線 馬喰横山駅 徒歩3分