野波浩写真展「reflection」が、富士フイルムフォトサロン東京 スペース2で開催される。

紹介文
野波氏は、その高い芸術性と幻想的な世界観で、国内外から極めて高い評価を得ている写真家です。野波氏の作品には、その独特の写真技法から、極めて高い描写力と質感、階調再現性が常に求められます。本写真展「reflection」は、野波氏が、世界最高レベルの高画質を誇る最新鋭の中判ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX 50S」と、小型軽量ながら高画素フルサイズ一眼に匹敵する超高画質を誇る高性能ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T2」を駆使し、被写体の女性モデルからスタジオの撮影空間まで独自の世界観に作り上げて撮り下ろした、珠玉の作品展です。

作者のことば
私の作品制作の大きなテーマには「耽美」とか「カオス」等がある。
私の作品を振り返ってみると以前は無国籍を意識して世界観を構築してきたように思うが、最近、徐々に「和の匂い」が見え隠れしてきた。私自身そんなに日本の文化や歴史などに詳しい訳でもないが、その魅力にようやく気がついたのかもしれない。
自身の作品に対する方向性などはこれからも変わらずに続けていくだろう。
その中に今私が感じている「匂い」がより反映されれば何か新しいものが視えるかもしれない。

野波浩
1954年島根県生まれ。1974年大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ)を卒業後、印刷会社の写真スタジオ勤務を経て1979年に独立、Studio No・ah設立。大阪を拠点に写真家として主に広告写真を中心に活動を開始する。多重露光やフォトモンタージュ、コラージュ等多彩な写真技法を駆使し、独自の世界観を生み出している。国内外で、写真展多数開催。
作品集:「ABYSS」、「EUREKA」、「CHAOS」、「DIPTYCH」、(エディシオン・トレヴィル刊)、「MOUSA」(アートスペースK刊)、LUNA SEA写真集「ZOE」(音楽専科社刊)、江角マキコ写真集「E-MOOD」(リトル・モア刊)、劇団新感線写真集「婆娑羅」(エディシオン・トレヴィル刊)等。
 

展示会風景


© Hiroshi Nonami


 

展示会情報

富士フイルムフォトサロン東京 スペース2
http://fujifilmsquare.jp/detail/17042102.html

ギャラリー名
富士フイルムフォトサロン東京 スペース2
住所
東京都港区赤坂9-7-3
開館時間
10:00〜19:00
(最終日10:00~16:00 入館は終了10分前まで) 期間中無休
アクセス
東京メトロ 日比谷線 六本木駅 徒歩5分 千代田線 乃木坂駅 3番出口より徒歩5分
都営大江戸線 六本木駅 8番出口と直結