Luca Gabino - Lorenzo Barassi 展覧会「JAPANISM」が、tokyo arts galleryで開催されている。

ミラノのデザイン学校を出たLucaとLorenzo。現在、東京をベースにフォトグラファーとして活動をしている二人が「JAPANISM」をテーマに、それぞれのスタイルで作品を発表している。

ステートメント
僕たちが初めて出会った時は９０年台後半だった。その時はまだミラノのヨーロッパデザイン学院の学生で、二人とも写真の授業を受けていた。その後、それぞれに違う道を進み、スタイルにあった方向性でキャリアを形成していった。その後15年以上経ち再び東京で出会ったのである。僕らはお互いのこれまでの経験を語り合った結果、双方とも現代的で混沌とした都市の風景に調和や平和がその環境の中にあると気づいた。その調和に我々が簡単に気づくことはない。しかし、一時スピードを緩め、周りを見渡してみると、実はそこにある。現在の日本に特によく見られる正反対のバランスを持ち、とりわけ「JAPANISM」と呼ばれている。
写真的な方法は異なるやり方でアプローチしている。一人はフィルムでより明るい中で撮影している。もう一人はデジタルでよりシャープに撮影している。この全く異なるアプローチで、現代都市風景の中に「JAPANISM」を見出している。